Active Server Pages(ASP)入門 – クラシックASPの基礎
- 別のページに移動する
- 前ページからクエリー文字列を取得する
- Cookieを操作する
- ファイルの物理パスを取得する
- ページをキャッシュしない
- スクリプトの実行を停止させる
- バッファ内容を送信する
- バッファ内容をクリアする
- 環境変数を全て取得して表示する
- 前ページからフォーム文字列を取得する
別のページに移動する
<%
Response.Redirect "./test.asp"
%>
Response.Redirectで別のページに移動します。(例では、./test.asp というページに移動します。)
Response.Redirectを行うと以降の処理を行わず、直ちに指定したページに移動します。
前ページからクエリー文字列を取得する
<%
param = Request.QueryString("param")
%>
Request.QueryStringで前ページからのクエリー文字列を取得します。
例) 前ページから「xxx.asp?param=1」と要求された場合、paramに"1"が代入されます。
Cookieを操作する
<% '---Cookieを設定する---
Response.Cookies("param")="パラメータ" %>
<% '---Cookieを取得する---
param = Request.Cookies("param") %>
Response.CookiesでCookieを保存します。
Request.CookiesでCookieを取得します。
※Cookie・・・そのページにアクセスした利用者単位に使用できる領域のこと
ファイルの物理パスを取得する
<%
Response.Write Server.Mappath("xxx.asp")
%>
Server.Mappathでファイルの物理パスを取得します。
仮想ディレクトリなどで物理的な位置を知るときに便利です。
ページをキャッシュしない
<%
Response.Expires = -1
Response.AddHeader "Cache-Control", "No-Cache"
Response.AddHeader "Pragma", "No-Cache"
%>
Response.Expiresでページの有効期限を設定できます。-1は有効期限がすぐに切れるという設定です。
Response.AddHeaderでHTML ヘッダーを追加します。
"Cache-Control", "No-Cache"でキャッシュを行わないようにできます。HTTP 1.1 サーバーでの設定になります。
"Pragma", "No-Cache"はHTTP 1.0 サーバーとの下位互換性を維持するためのもので、両方設定しておいて問題ありません。
スクリプトの実行を停止させる
<%
Response.Write "Hello World"
Response.End '---スクリプトの実行を停止---
'---これ以降は処理されない---
%>
Response.Endでスクリプトの実行を停止します。
Response.End以降の処理は実行せず、処理を停止します。
バッファ内容を送信する
<%
Response.Write "表示する内容"
Response.Flush
'---ここまでのバッファをクライアントに送信します---
%>
Response.Flushでバッファ内容をクライアントに送信します。
Response.Write で出力した内容はバッファに格納されていますが、途中で送信したい場合などに使用します。
バッファ内容をクリアする
<%
Response.Clear
'---これ以前のバッファはクリアされます---
%>
Response.Clearでバッファ内容をクリアします。
Response.Write で出力した内容はバッファに格納されていますが、途中で破棄したい場合などに使用します。
環境変数を全て取得して表示する
<%
For Each name In Request.ServerVariables
Response.Write name & " = " & Request.ServerVariables(name) & "<br>"
Next
%>
Request.ServerVariablesで環境変数を取得します。
前ページからフォーム文字列を取得する
<%
post_param = Request.Form(param)
Next
%>
Request.Formで前ページからのフォーム文字列(name="param")を取得します。
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