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ドメインとは?

初心者向けにドメインの仕組み、ドメインの種類、ドメイン名の決め方などについてわかりやすく解説します。

ドメインはインターネット上の住所

ドメインとは、一言で言うと「インターネット上の住所」のことで、Webサイトがどこにあるかを判別する情報として、Webサイトや個人の
ブログサイトの具体的な場所を示すために使用されます。

企業のホームページや個人のブログサイトなどはインターネット上の「家」で、そのドメインが「住所」であるといったイメージをすると、
よりわかりやすいかもしれません。
Webサイトの「住所」は、元々は人間にとっては理解しにくい「IPアドレス」と呼ばれる数字の羅列で表されます。

IPアドレスは、「150.96.237.28」などのように、ドットで区切られた「XXX.XXX.XXX.XXX」形式の数値で構成されますが、これらの長い数字の羅列はコンピューターでない我々には少し覚え辛いものです。 そこで、ドメインが重要な役割を果たします。ドメインは、この数字の羅列であるIPアドレスを、人間にとって理解しやすい形式に変換します。つまり、「自分で決めた名前を、IPアドレスと紐づける」ことで、人間にも理解しやすい表現に置き換えることができるのです。

IPアドレスは覚えていなくても、置き換えられた「onamae.com」というドメイン名がわかれば、ホームページなどをスムーズに探すことが
できる、というわけです。
ドメインは、IPアドレスを人間に理解しやすい名前に変換する役割を果たし、インターネットのナビゲーションを容易にしてくれます。

ドメイン名とは

ドメインはIPアドレスを人にとってわかりやすくした住所のようなもの、と説明しました。
ウェブサイトを閲覧するためにはURLが必要ですが、例えばこのURLが
「https://www.ABCDEFG.com/」であればドメイン名は、「ABCDEFG.com」です。

また、ドメインはメールアドレスにも使用でき、「mail@ABCDEFG.com」といった形で設定が可能です。
この場合もドメイン名は「ABCDEFG.com」の部分になります。

ドメイン名の構造とは

ドメイン名は、重複しないように一意に発行・管理されています。

通常はアルファベット、数字、そして一部の記号で構成されており、日本語など各国の言語や文字を使用した国際化ドメイン名も利用できるようになりました。
ドメイン名は、主に4つのレベルから構成されています。これを例えるなら、私たちの住所の都道府県、市町村、地名、番地に相当します。

トップレベルドメイン(TLD)例えば ".com" や ".jp" など、分野別で世界中の誰でも登録できるドメイン部分です。
第2レベルドメイン用途を表します。一般的には企業名や組織名が使用されます。
第3レベルドメインより具体的な識別子として用いられ自由に決定可能です。
日本語を含めることが可能です。
第4レベルドメインこちらも自由に決定可能です。
サブドメインと呼ばれ、特定のウェブページやサービスを識別するために用いられます。

トップレベルドメインは、種類によっては一定の審査が必要なものもあります。例えば "co.jp" や "ac.jp" などです。
しかし基本的には、最初に申請した者がドメイン名を取得できます。

ドメインの種類

ドメイン名の「.」で区切られた一番右側をトップレベルドメイン(TLD)と呼びます。大きく分けて、用途・分野別のgTLD(generic TLD)と国や地域を表すccTLD(country code TLD)の2つ。gTLDは2012年以降に新たに創られたドメインを新gTLDといい、特定の意味を持つものが多いことが特徴です。

gTLD(分野別トップレベルドメイン)

.comや.netなど用途や分野別に世界中の誰でも自由に登録できるドメインです。

ドメイン用途・特徴
.com商用サービスや企業向けのドメイン
.netネットワークに関するサービス向けのドメイン
.bizビジネスや企業向けのドメイン
.info情報発信・口コミ向けのドメイン
.org組織や非営利団体向けのドメイン

新gTLD(新ドメイン)

gTLDのうち、2012年以降に新たに創られたドメインを新gTLDといいます。後発のドメインのため、.comや.netなどでは取得困難な文字列も登録できる可能性があります。

ドメイン用途・特徴
.siteWebサイト全般に合うドメイン
.blogブログを意味するドメイン
.cloudクラウドを意味するドメイン
.appアプリケーションやゲーム向けのドメイン

ccTLD(国コードトップレベルドメイン)

国や地域に割り当てられているドメインで、登録するには特定の地域に居住する個人や団体でなければならない場合もあります。一部のccTLDはgTLD同様に登録要件などはなくどなたでも取得することが可能です。

.jp日本を意味するドメイン
.usアメリカを意味するドメイン

属性型jp

ドメイン用途・特徴
.co.jp日本国内で登記を行っている会社向けのドメイン
.or.jp財団法人・社団法人・特殊法人向けのドメイン
.ac.jp高等教育機関および学校法人向けのドメイン
.go.jp日本の政府機関や各省庁所管の
研究所向けのドメイン
.ne.jp日本国内のサービス提供者による
ネットワークサービス向けのドメイン

ドメイン名の決め方

ドメイン名を決める上で最も重要なのは、ユーザがわかりやすく、覚えやすいものを選ぶことです。
以下のポイントを意識しながらドメイン名を決めましょう。

主なポイントは以下の3つです。

  • 一目で分かりやすい文字列にする
  • ブランド名・企業名・商品名を使う
  • 用途を伝える新ドメインを使う

▼一目でわかりやすい文字列にする
シンプルで短めなドメインを意識してみます。サイトやブログを見るユーザーからスムーズに覚えてもらえるよう、わかりやすくコンテンツの内容と結びつくようなものを使用するとよいでしょう。
単語の間に「-(ハイフン)」などを入れるのもおすすめです。

▼ブランド名・企業名・商品名を使う
ご自身の社名や提供するサービス、商品名を使って作成してみましょう。
ドメイン名とブランドサービスを関連付けることで、ユーザー認知を高めるといった効果が期待できます。
ドメインと社名が同じであれば、安心感や信頼性にもつながります。

▼用途を伝える新ドメインを使う
ドメインには種類はがあるとお伝えしました。
それぞれにしっかりと意味や意図があるため、それを利用してベストなドメイン名を決めましょう。
例えば、旅行関連のサイトやブログを作成するなら「.travel」など、瞬時に「これに関連するページなのだな」とわかるようにすることを
おすすめします。

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