Web 制作のノウハウ JavaScript

【Javascript】文字列の取り扱い

Javascript での文字列について説明していきます。

JavaScriptでは、文字列をダブルクォーテーション(")またはシングルクォーテーション(')で囲んで表現します。

str1 = "ABCDEFG";
str2 = 'ABCDEFG';

エスケープ文字

文字列の中では、バックスラッシュ(\)に続く 1 文字は特別な意味を持ちます。これらの文字をエスケープ文字と呼びます。

文字説明
\nニューライン(改行文字)
\fフォームフィード
\bバックスペース
\rキャリッジリターン(復帰文字)
\tタブ文字
\'シングルクォート(')
\"ダブルクォート(")
\\バックスラッシュ(\)
\nnn8進数による文字コード指定(例)"A" → "\101"
\xnn16進数による文字コード指定(例)"A" →  "\x41"
\unnnnUnicode文字(例) "あ" →  "\u3042"
\u{nnnnnn}サロゲートペアを含むUnicode文字 (例: \u{20B9F})

シングルクォートとダブルクォート

ダブルクォート(")の中でダブルクォート(")を使用することはできません。
シングルクォート(')の中のシングルクォート(')も同様です。

どうしても使用しなくてはならない場合は、"..." の中でシングルクォート(')を使う
または、'...' の中でダブルクォート(")を使うか、\" や \' を使います。

文字列への変換

数値を文字列に変換する。以下はNum格納されている数値100をStrに文字列”100”を格納します。

var Num = 100;
var Str = String(Num);

文字列の長さ

length メソッド を使います。以下は、str の文字列の長さを求めてstrLenに格納しています。

var str = "ABCDE"
var strLen = str.length; (結果は、5)

文字列の部分取り出し

substr メソッドを使います。substr(開始位置, 文字数)になります。最初の文字が0番目となります。

var str = "user-12345"
var substr = str.substr(0,4); (結果 "user")

文字数を省略すると、その場合は開始位置から末尾までが対象となります。

var str = "user-12345"
var substr = str.substr(5); (結果 "12345")

または、substring メソッドを使います。substr(開始位置, 終了位置)になります。最初の文字が0番目となります。

var str="abcdefg"
var subStr=str.substring(1,5);  (結果 "bcde")

文字列の分割

split メソッドを使います。分割する文字列.split(切り出し文字) になります。

var tm="23:59:00"
var tmSplit=split.tm(':'); (:で分割します)

結果、console.log(tmSplit) >> (3) ["23","59","00"]

文字列の連結

concat メソッドを使います。2つの文字列を連結します。

var str1 = "abcde"
var str2 = "fghij"
var strConcat = concat(str1, str2);
console.log strConcat;        結果 "abcdefghij"

文字列の置換

replace メソッドを使います。文字列.replace(置き換えたい文字列, 置き換える文字列) になります。

var str = "This is a pen";
var repStr = str.replace("pen", "book");
console.log repStr;          結果 "This is a book"

文字列の検索

indexOf メソッドを使います。

var str = "ABCDEFABCDEF"
var num = str.indexOf("C");
console.log(num); → 結果2
var num2 =str. indexOf("C", 3); → 結果 8 (最初の文字は0番目、3番目から最初に現れた”C"の位置を返します。)

以上、Javascript での文字列の取り扱いについて解説しました。

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